ダンボールの特徴(耐水性・防水性・厚み・構造)
nonchan
ダンボールの特徴について紹介します。日常的に目にする機会の多い段ボールは、一般的にあまり知られていないことも多いです。何気なく家でも使っているダンボールですが、特徴を知ることでよりダンボールの活用がうまくなるのではないでしょうか。
ダンボールの耐水性について
ダンボールは木材と紙でできているので水や湿気に弱いです。ダンボールが濡れてボロボロになった経験もあるかと思います。ダンボールの耐水性は極めて低く防水加工もされていません。
しかし、今耐水性のある強化ダンボールがあります。ダンボール表面に撥水加工でワックスコートされた物などがあるんです。
ダンボールの厚みについて
基本的なダンボールの厚みは約3mm~5mmと種類によって違いがあります。厚すぎず、薄すぎないようになっていますね。中には8mmの厚さがある頑丈なダンボールもありますので、強度が必要な物を入れるなど用途によって選べるようになっています。
ダンボールの構造について
ダンボールは3つの構造になっています。表ライナ、裏ライナと呼ばれる原紙とその2つに挟まれた波うった形状に成型されている中芯原紙でできています。ダンボールの断面は波のカタチに連なっているのが確認できますね。
この3層になっているのがダンボールの強度につながり、トラスト構造と呼ばれています。この構造は力の分散が計算され、強度と安定性が得られるため建築にも用いられている構造なんですよ。
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